振り飛車を好んで行うも意味が全く分かっていなかった
近年ではとてもポピュラーな戦略となっている振り飛車の中でも、特に四間飛車を使う人が多いようです。
私も師匠の金澤敏明さんに四間飛車の形を進められていました。
知らぬ間にこんな戦術を使っていましたが、どういう意味があるのかなど、少し調べてみました。
四間飛車って何?
将棋をやっている人なら、ほぼ全員が知っていると思われる四間飛車
ちなみに私は、名前は聞いた事がありましたが、どういう事を言うのかは説明してもらうまではしりませんでした。(お恥ずかしいw)
四間飛車の基本は、先手なら6筋に飛車が来る形で、後手なら4筋に飛車が来る形を言います。
四間飛車とは、振り飛車の中でも左から4マス目に飛車が来る事から呼ばれています。
これが四間飛車の序盤の基本形になります。
相手の指し方によって多少は変わってくるとは思いますが、教科書どおりに駒を動かしていくとこんな感じになります。
先手にとっては6筋からの攻めが強い形ですよね。
しかし、この強いはずの6筋ですが、▲6五歩と寄られた場合にこの歩を△同歩と獲ってしまうと厳しい局面になる場合があるので、注意が必要です。
角交換から厳しい一手を指されてしまうので、攻める場合はしっかりとケアができる形の時に自分から動くようにしましょう。(偉そうに言ってますが金澤師匠から受け売りですw)
得意な攻めを作るのも上達の一つ
私のような初心者は、一定の形を覚えて対局するのも勉強になります。
相手が予想通りに動いてくれないと動揺してしまいますが、基本形として覚えてから徐々に相手の攻めや受けに対してこちらも違った駒の動かし方をしてもよいと思います。
私の場合は師匠に
金澤敏明師匠「基本形をしっかり覚えてみては?」
とアドバイスをもらいました。
四間飛車は非常に奥が深く、非常に研究された戦術の一つでこの後に藤井システムというカッコイイ名前の戦術が一世を風靡します。
これは、もうちょっと詳しくなってから解説するとして、いまでも多くの人が使うというのは、凄い事だと思います。
ちなみに四間飛車に代表される振り飛車の対局にあるのが、居飛車となります。
これについても、このブログ内でいつかしっかりと説明しようと思います。
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